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甘美なリラクゼーション
第1章 都会のオアシスへ
「えっ・・・じゃあちょっとだけなら・・・・・」
いち子は心臓がバクバクしていた。
彼女は正直、男の体に飢えていた。
彼氏の宮田は、最近浮気をしているようで
会ってもいち子を抱くことはなかった。
「お前は疲れているだろ」
最初の頃こそ、彼の言葉がいたわりから来ているものだと信じた。
でも次第次第に、宮田から漂う他の女の匂いに気が付いた。
二人の関係は既に終わった・・・・・。
疲れ切ったいち子は、別れ話を切り出すのも億劫だったのだ。