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薔薇色タクシー
第2章 ♡インテリ系♡
「すみません!大丈夫ですか!?」


急いで身体を離そうとする眼鏡君にぶら下がる様に引き寄せて、脚を眼鏡君の腰に巻き付ける。


「あぁ〜ん!痛ぁ〜い!」


実際どこも痛くないけど、甘ったるい声で胸を押し付けた。


「どこかぶつけましたか!?」


慌てる眼鏡君の背中に指を這わせ、瞳をジッと見つめ…


「大丈夫じゃないの…」


「え…?」


沈黙の間…


そして…


「貴方のお注射で…治して…」


眼鏡君の股の間に脚を差し込んで擦り付けた。


「あの…俺…」


みるみる顔が紅潮してくるのが分かった。


ふふ…あと一押し…。


背中を反って胸を張ると…


プッチン!


ボタンが一気に弾けて、胸元の谷間とブラのレースをチラリと見せる。


「大丈夫よ…送りオオカミにはならないわ…」


送り女豹にはなっちゃうけどね…。


途端…眼鏡越しの瞳にスイッチが入るのが分かった。


「途中まで…送って貰えますか?」


「勿論よ…貴方の好きな所まで…イカせてあげる…」


パッパァァァ〜!


ハザードランプを点滅させた薔薇色タクシーが、高らかにクラクションを鳴らした。


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