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薔薇色タクシー
第5章 ♡ダンディ系♡
私の様子に楽しそうにダンディ様は
「そんな大したものは入ってないよ…単なるアダルトグッズだから…」
「アダルトグッズ〜?」
てか、なんでそんな物を立派なキャリーケースで持ち歩いてるのよ!
至る所でご飯で釣って、ここに連れ込んでヤッちゃてんじゃないの〜!?
「『何でそんなの持ち歩いてるの?』って、顔してるね…」
見透かした様に肩を揺らして笑っている。
「うふふ…私じゃなくて考えると思うわ」
ダンディ様はワインセラーからボトルを一本取り出して、ソムリエさながら見事な手つきでコルクを抜いて、グラスに注いだ。
「ロゼ…ワイン…」
「普段はロゼを飲まないんだけど…薫子さん…このワインは君に捧げるよ…」
ダンディ様はワイングラスを額の高さに掲げて…
「薫子さんと薔薇色タクシーに…乾杯…」
「はい?」
ダンディ様、奇想天外過ぎるわ。
半ば呆れて開いた口が塞がらないでいると、ダンディ様はグラスに入ったワインを一気に煽って、私に顔を近づけて来た。
「な…なに…」
片方の口端をあげながら、唇を重ねて口移しでワインを注ぎ込まれていった。
「そんな大したものは入ってないよ…単なるアダルトグッズだから…」
「アダルトグッズ〜?」
てか、なんでそんな物を立派なキャリーケースで持ち歩いてるのよ!
至る所でご飯で釣って、ここに連れ込んでヤッちゃてんじゃないの〜!?
「『何でそんなの持ち歩いてるの?』って、顔してるね…」
見透かした様に肩を揺らして笑っている。
「うふふ…私じゃなくて考えると思うわ」
ダンディ様はワインセラーからボトルを一本取り出して、ソムリエさながら見事な手つきでコルクを抜いて、グラスに注いだ。
「ロゼ…ワイン…」
「普段はロゼを飲まないんだけど…薫子さん…このワインは君に捧げるよ…」
ダンディ様はワイングラスを額の高さに掲げて…
「薫子さんと薔薇色タクシーに…乾杯…」
「はい?」
ダンディ様、奇想天外過ぎるわ。
半ば呆れて開いた口が塞がらないでいると、ダンディ様はグラスに入ったワインを一気に煽って、私に顔を近づけて来た。
「な…なに…」
片方の口端をあげながら、唇を重ねて口移しでワインを注ぎ込まれていった。