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第5章 ♡ダンディ系♡

ダンディは両手で腰を掴む…


…自分の腰をだ。


股間を突き出し奥までしっかり杭を打ち込み、仁王立ち状態でスクロールを始めた。


ダンディが掬い上げる様に腰を動かすと、宙に浮いた腰がユラユラ揺れて重力に導かれるまま摩擦が生じる。


肉杭の先端は揺れに任せて奥が弾く。


子宮口が刺激される度に、つま先まで力が入ってバレリーナみたいに伸ばすが、空中で間抜けに踊らされた。


ダンディは楽し気に腰を揺らし


「どうだい？フランベの味わいは？」


「あじ……？」


フランベって言うより…
中華鍋みたいだけど…


精神力は確実に飛ばされていく。


先が読めない展開…

自由が利かない身体…

的確に狙われる性感帯… 


絶対的な支配力…。


「はぁ…はぁ…んっく…あぁ…」


意識は削ぎ落とされていくのに…
快感は弛みなく与え続けられる…。


セックスの時の目眩がしそうなくらいの

オーガズムはダイスキだ…。


でも…

今与えられているのは…

欲しい快感なのかしら？


この人は…
私が欲しいものを…


くれるの？


プラプラと左右に揺れる腰を眺めながら…

本能の奥底に眠っているナニかが…


目覚めてきた…。