この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
薔薇色タクシー
第5章 ♡ダンディ系♡
「はぁ…あぁぁ…んっ…」


ピシッ…ピシッ…


卵の殻が破られるみたいに、私の中にヒビが入る。


自分の喉の奥から吐き出される声が、明らかに変わってきていた。


ダンディは微妙な変化も見逃す事なく、止めを刺しに掛かってくる。


「君が望む快感を…君が望む時に…君が望むだけ…僕は与えてあげられるよ…」


「はぁ…はぁぁ…そう…」


それなら…もう…
『薔薇色タクシー』は必要なくなるのかしら…。


ダンディは…耳触りの良い低い声で…
子守唄の様に囁き続けていく…。


「君はただ…こうやって…快楽を貪るだけの日々を過ごせばいいだけだ…」


「快楽を…貪る……」


そんな毎日…
ある意味…究極かもしれないわね…。


セックスをしたい時に出来る…


絶頂感を欲しい時に、味わえる…


それって、私が望んでた…


『薔薇色の人生』?


徐々に、黒い波の底に沈められていく…


ダンディの舵取りは大きく旋回し、腰の振り子は左右に激しく揺れて、荒波に揺れる船だった。


ポルチオを弾く先端も、絶妙なピッキングでテクニックで身体中にビブラートを利かせ


「きゃぁぁぁぁ!はぁぁぁんっ!あぁぁぁんっ!」


今まで出した事ないくらい、高音のキーが奏でられた。

/170ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ