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薔薇色タクシー
第5章 ♡ダンディ系♡
「な…なんなの…」


足を振り回せば、今なら簡単に手は解けるだろうけど…
ダンディ様の執念が、私の身体を萎縮させた。


「薫子…商談…の…途中だ…」


「商談…って…」


ここまできたらもういいだろうに…
なんでそんなに拘るの?


たった一晩のセックスの相手なら、吐いて捨てる程いるでしょう…


「ダンディ様…ごめんなさい…私、案外普通のセックスが好きみたいなの…」


「薫子…絶対…君は普通で満足…出来なくなる…」


かなり復活してきたダンディ様だが、分が悪いのに…
それでも口元にニヒルな笑を浮かべる。


もしかして…
ダンディ様も昔は私と同じだったのかしら?


でもいつの頃から…
ダンディ様のセックス『美学』が狂ってしまったのかもしれない…。
 

「そうね…そうかもしれないわ…」


「はぁ…はぁ…君もいつか…ココに辿り着く日が来るんだよ…」


足首を握るダンディ様の手に力が入って、引っ張られそうになってきた。


ドックン…ドックン…


電車の踏切の様に…
心臓の鼓動が危険信号を鳴らしてくる。 


早く…逃げないと…。


視界の端に入ったのは…
最初に私を狂わそうとした…アレ…。


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