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薔薇色タクシー
第5章 ♡ダンディ系♡
「ココ…?何処かしら?」


「君が…体験した事のない…世界だ…」


ダンディ様の意識を引きながら、私はさり気なく『アレ』に手を伸ばす。


「そうね…もしかしたら…来る日があるかもしれないわね…」


出来たら素通りしたいけど…
人間の性なんて、どこでどうなるかなんて分かりゃしないし…。


「薫子…どうせいつか堕ちるなら…俺の腕の中に…しろ…」


ドックン…


ダンディ様の執着に…
妙な気分にさせられそうだ。


「ふふふ…まるで…プロポーズみたいね…光栄だわ…」


「あぁ…プロポーズだよ…二人で毎日…快楽に溺れよう…」


「毎日…ね…」


それはそれで…魅力的ではあるけど…。


「でも…フルコースは、たまに食べるから美味しいのよね…毎日食べると胃もたれしちゃうわ…」


手に取った『アレ』スイッチを入れると


ブブブブブブブゥゥゥ〜!!


痺れちゃう程強烈な振動が、ハンター精神を興奮させる。


「な…薫子…?」


「コレ…中々良かったわ…でも、機械より貴方のテクニックをもっと味わいたかったけど…」


私を何度も絶頂させた…
『ゴールド電マ』をダンディ様の『ゴールデンボール』に当ててあげた。


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