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薔薇色タクシー
第3章 ♡細マッチョ系♡
ふふふ…網はしっかりと張ってある…


それは、徒歩の場合…
この薔薇色タクシーの横を通らないといけない。


相当捻くれてない限り、タクシーの横を通る。


ターゲットが徐々に近付いて来た。


よし…コイコイコイ…
来いぃぃぃ〜!!


イケメン細マッチョが、薔薇タクの横を通って行こうとして…
助手席付近を通過した瞬間…


今よっ! 


後部座席のドアを自動で勢い良く開ける。 


「えっ!」


細マッチョ君、いきなり開いたドアに単純に驚く!


てか、そりゃそう〜だ!


更にまた一気にドアをバッタン!と、閉める。


「なっ!」


細マッチョ君、やはりスポーツマン!


反射神経は良いのか、ドアに叩き付けられない様に咄嗟に後部座席に転がり込んだ。


ゲッチュッ!!


最後はオートロックで…


ガチャン!


しっかり捕獲し…


「いらっしゃいませ〜!薔薇色タクシーへようこそ〜!」


「え…いえ、自分はタクシーには…」


「今日はお客様感謝デーで、送料は無料となっております!」


「え?無料!?あっいや…元々乗らない…」


「発車しまぁ〜す!」


ブゥオォォォン!
キキキキィィィィィィッ! 


アクセル全開で踏み込んで、車を出発させた。


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