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薔薇色タクシー
第4章 ♡先輩&後輩♡
二人を待つ事…2時間!


こう見えても煙草は吸わない私は、コンビニコーヒーを三杯も飲んでやり過ごす。


でも、カフェイン系はトイレが近くなるから、コンビニでトイレを借りる度に、花園のお手入れを入念にしておく。


何せ今日のターゲットは二人…
存分に味合わせて貰うわよ…


うふふふ…。


ここのコンビニは、二人を下ろした場所が見えるから丁度良いが


「あ〜小腹空いてきたわね…」


思わずおでんが食べたくなってきて、たまごと大根としらたきだけ購入してしまった。


「まだ掛かりそうだし…ちょこっとだけ食ちゃお〜」


お汁を啜って、たまごにブスッと割り箸を突き立てた時だった…


「あっ!来たっ!」


やっとこ二人が取引先から出て来た!


エンジンを掛けて静かに車を近づけて行く。


「有難うございました!」


「いやぁ〜!急に悪かったね〜!助かったよ!」


「また何かありましたら飛んで参ります!」


「ははははぁ〜!心強いなぁ〜!また一席設けるからまた飲もうな〜!」


「はいっ!宜しくお願いします!」


先輩君と後輩君、頑張って取引先から先のお偉いさんにお辞儀を何度もする。


「うふ…いいわね〜男の頑張ってる姿…」


キュン…としちゃう。


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