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薔薇色タクシー
第4章 ♡先輩&後輩♡
キッキィィィィィッ〜!
バッシャァァァン!
おでんの香りが車中に広がった。
「薫子さん!大丈夫ですか?」
「ごめんなさい!猫が!!」
「わぁ〜!おでんがっ!」
それぞれが思った事を口にする。
「ごめんなさいね…猫が突然飛び出してきて…」
なんて言うのは嘘だけど…。
「あぁ…お汁こぼしちゃいました…すみません…」
後輩君が急いでハンカチでシートを拭きだした。
「たく…お前が食い意地張るから…」
「すみません…先輩…」
「薫子さん、これシミになるかもしれないんで、もし弁償するのがありましたら…」
先輩君が心配そうにしているが
「大丈夫ですよ。気にしないで下さい…良く濡らすので特殊加工にしてありますの」
「あぁ…雨の人かお客さん多いですもんね!流石ですね!」
ついつい濡れ濡れやら潮吹きやらを想定して言ったのに、先輩君は爽やかな答えを返してきた。
「ほほほ…そうですの〜それよりスーツの方が心配だわ…近くにクリーニングしてくれる所がありますから、ご案内しますね!」
「えっ!明日休みですから大丈夫ですよ!」
「いえいえ!ご遠慮なく〜!」
今度はアクセルを全開で踏んで、急発進!
「わぁぁぁっ!」
「薫子さん!?」
「直ぐに着きますから掴まってて下さい!」
薔薇色タクシーは、目的地までノンストップで走って行った。
バッシャァァァン!
おでんの香りが車中に広がった。
「薫子さん!大丈夫ですか?」
「ごめんなさい!猫が!!」
「わぁ〜!おでんがっ!」
それぞれが思った事を口にする。
「ごめんなさいね…猫が突然飛び出してきて…」
なんて言うのは嘘だけど…。
「あぁ…お汁こぼしちゃいました…すみません…」
後輩君が急いでハンカチでシートを拭きだした。
「たく…お前が食い意地張るから…」
「すみません…先輩…」
「薫子さん、これシミになるかもしれないんで、もし弁償するのがありましたら…」
先輩君が心配そうにしているが
「大丈夫ですよ。気にしないで下さい…良く濡らすので特殊加工にしてありますの」
「あぁ…雨の人かお客さん多いですもんね!流石ですね!」
ついつい濡れ濡れやら潮吹きやらを想定して言ったのに、先輩君は爽やかな答えを返してきた。
「ほほほ…そうですの〜それよりスーツの方が心配だわ…近くにクリーニングしてくれる所がありますから、ご案内しますね!」
「えっ!明日休みですから大丈夫ですよ!」
「いえいえ!ご遠慮なく〜!」
今度はアクセルを全開で踏んで、急発進!
「わぁぁぁっ!」
「薫子さん!?」
「直ぐに着きますから掴まってて下さい!」
薔薇色タクシーは、目的地までノンストップで走って行った。