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薔薇色タクシー
第2章 ♡インテリ系♡
差し出された手に、そっと手を載せる。


「有難うございます…お礼に私の薔薇色タクシーで送らせて頂きますわ…」


大抵の男が堕ちる必殺の色目使いで、眼鏡君を見詰めると…


顔付きが変わった。


よっしゃ〜!
頂きよ〜!!


と、思ったら…


「いえ…そんな気にしないで下さい…それより運転大丈夫ですか?」


結構、お堅かった。


これで諦めたら、私の異名に関わるわ!


作戦第二弾…発動!


「えぇ…多分…」


「立てますか?」


「はい…勃たせますわ…」


「はい?」


眼鏡君は、ちょっと噛み合わない会話に怪訝な顔になった。


「ほほほ…立ち上がらせて貰ってもいいですか?」


しなる様に眼鏡君の肩に手を載せる。


「分かりました…足元に気を付けて、ゆっくり立ち上がって下さい…」


「ええ…有難うございます…」


手を支えてくれる眼鏡君の腕に、自慢のFカップを擦り付けると


「あ…失礼…」


ちょっと赤くなって、身体を離した。


ふふふ…意識したわね…
このまま一気に攻め落とすわよ …。


イケメンハンターの血がフツフツと沸き上がった。


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