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第2章 ♡インテリ系♡

ここで念入りにロックオンをする。


「すみません…腰に手を回して貰っていいですか…バランスが取りにくくて…」


「え…いいんですか？」


助けているとはいえ、流石に初対面の女性の腰に手を回すのは気が引けるようだ。


「はい…また転んでしまいそうなんで…しっかりと！腰を支えて貰えたら助かりますわ…」


「…分かりました…」


ふふ…これからその真面目な仮面の下の雄を目覚めさせるかと思うとゾクゾクしちゃうわね…。


ゴクリと生唾を飲み込んで…
狙った場所に視線を移す…。


腰を抱いて貰いながら、運転席に歩いて行き…


今だわ…


「きゃぁっ！」


またよろけたフリをして膝を落とすと


「危ない！掴まって！」


慌てて抱き締めてくれる眼鏡君！


「はいっ！」


そして咄嗟に手を伸ばして、捕まえた場所は…


「あぁっ…」


瞬間、眼鏡君の声が上ずった。


「やだ！ごめんなさい…焦ってこんな所を…」


ワサワサと、どさくさに紛れて膨らみを数回撫でる。


「っ…！そこは…」


「あら…私ったら…うふふ…」


そう…狙いを付けたのは、眼鏡君のゴールデンボール！