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薔薇色タクシー
第4章 ♡先輩&後輩♡
ジョボジョボジョボ〜!


「きゃぁ〜!冷たぁ〜い!」


溢れたビールが膝上20センチのスカートの裾を濡らした。


「わぁ〜薫子さん、大丈夫ですか!?」
 

後輩君、慌てて頭を拭いていたバスタオルで太腿付近を拭いてくれる。


「やぁ〜ん!ビール臭いし、これじゃぁお巡りさんに怒られちゃう〜!」


「あぁ〜!そうですよね!スカートもクリーニングして貰いますか?」


「ふふ…そうね… ストッキングも濡れちゃったし…気持ち悪いから脱ぎたいわ…」


「そうですか脱いで下さい!俺、後ろ向いてますので!」


ふふふ…後輩君、単純でいいわぁ。


「有難う…悪いけど腰に巻きたいからバスタオル貸して貰える?」


「え…いいですけど…濡れてますよ…」


「ふふ…大丈夫よ…」


だって直ぐに外すもの…。


私がスカートとストッキングを脱いでいる間、後輩君は言った通り後ろを向いていた。


取り敢えずバスタオルを腰に巻いて


「お待たせ…脱いだわ…」


ちょっと甘めの声で話し掛ける。


「脱ぎましたか…」


おずおずと振り向いた後輩君に上目遣いでグラスを差し出す。


「本当に次から次へと、ごめんなさいね…はい、飲みましょ…」


「いえ…全然気にしてませんので…」


「ビール…注ぐわね…」


小さなグラスに勢い良くビールを注いでいくと…


「わぁぁぁっ!薫子さん零れる!」


「あら〜!」


ジョボジョボジョボ〜!


今度は後輩君の股間を濡らした。


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