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薔薇色タクシー
第5章 ♡ダンディ系♡
キキキィィィィッ!
けたたましい、ブレーキ音。
いきなり大通りをバックしてきた薔薇タクに、驚いた黒タクが急ブレーキを掛けたのだった。
「馬鹿野郎〜!」
窓から叫ぶ、黒タクのオッさん。
ふん!悔しかったら、バーコード頭と、メタボな腹をどうにかしろってんのよ!
私は何事も無かった様に運転席から降りて、ジェントルマンにニッコリと微笑む。
「薔薇色タクシーへようこそ〜!」
キャァァァ〜!
いいわぁ〜凄いムーディーなダンディ系。
ブランドスーツが嫌味なくキマっている。
ヘアーワックスで、綺麗にセットされた髪がまた色気を倍増させる。
両手握って、瞳を輝かせていると
「薔薇色…タクシー…?あぁ…」
イケメン俳優張りに整った顔で、柔らかく微笑まれた。
なんて今日は、ラッキーデー!!
やっぱり日頃の行いが物を言うのね!
さっきの逆走を棚に上げて、自画自賛をする。
「さささっ!どうぞお乗り下さいませ〜!」
「有難う…ドアまで開けてくれるんだね」
またセクシーな笑顔を振りまかれる。
「ふふ…特別なお客様にだけですのよ…そのキャリーケースはトランクに入れましょうか?」
ダンディ様は普通の仕事鞄以外に、キャリーケースも持っていた。
けたたましい、ブレーキ音。
いきなり大通りをバックしてきた薔薇タクに、驚いた黒タクが急ブレーキを掛けたのだった。
「馬鹿野郎〜!」
窓から叫ぶ、黒タクのオッさん。
ふん!悔しかったら、バーコード頭と、メタボな腹をどうにかしろってんのよ!
私は何事も無かった様に運転席から降りて、ジェントルマンにニッコリと微笑む。
「薔薇色タクシーへようこそ〜!」
キャァァァ〜!
いいわぁ〜凄いムーディーなダンディ系。
ブランドスーツが嫌味なくキマっている。
ヘアーワックスで、綺麗にセットされた髪がまた色気を倍増させる。
両手握って、瞳を輝かせていると
「薔薇色…タクシー…?あぁ…」
イケメン俳優張りに整った顔で、柔らかく微笑まれた。
なんて今日は、ラッキーデー!!
やっぱり日頃の行いが物を言うのね!
さっきの逆走を棚に上げて、自画自賛をする。
「さささっ!どうぞお乗り下さいませ〜!」
「有難う…ドアまで開けてくれるんだね」
またセクシーな笑顔を振りまかれる。
「ふふ…特別なお客様にだけですのよ…そのキャリーケースはトランクに入れましょうか?」
ダンディ様は普通の仕事鞄以外に、キャリーケースも持っていた。