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加虐の皇子と愛玩ドール
第7章 耽溺被虐
「むむっ?!んっ……んん!!」
「落とすなよ。……っつっても、それはそれで面白いかな。バイブは約百五十グラム。与子のいやらしい乳首、これで伸びたらますますいやらしい見かけになる」
「んんんっ、ぅっ……んんっ……」
いやに淫猥な振動音と水音が、与子のくぐもった呻き声と交わって、濡れた三重奏を織り成していた。
「んっ、ふぐっ、ぅっ!!……んっ、……」
みおりは、与子の蜜壺が眺められるだけの距離をとった。陰核への刺戟をやめて、ぬるぬると滑る割れ目を開くと、ほぐれきった愛らしい穴まで拡がった。
「与子の身体は、私の手の中にある。愛でるも壊すも自由ってこと。……さて、どっちにしようか?」
愛でる方?
みおりが割れ目をやんわり撫でると、白いかんばせが上下に振れた。
「それとも……」
壊れたい?
今度は割れ目に指先を立てて、強くしごいた。
与子の顔が、今度も縦に動いた。
「欲張りなペットだ。……」
みおりは裾に蝶のフロッキー加工が施してあるスラックスを脱ぎ捨てて、ペニスバンドを装着する。黒いシリコンで出来た紛い物の陰茎は、さんざっぱら残酷なムードがつきまとう。
「踊りな。……踊るしか脳のないメス犬にしてやるよ」
みおりは与子のとろんとした目尻に口づけて、肩を書院に押しつける。
「んっ……」
黒い異物の先端を、匂やかな粘膜のめしべにあてがうと、それをぐいっと挿し込んだ。
「ああっ!!」
ごと、と、硬質なものが落ちる音がした。
「ばっ、バイブ!!ああああっ、あぁぁんっ……」
もちろんバイブレーターは拾わない。
与子の乳首を引力になされるがままに下へ下へと引っ張る振動物が、ヴーーーンと、無感情な機械音を奏で続けていた。
みおりは与子の頬や首筋を啄みながら、その胸を荒々しく揉みしだく。与子の女性にしては筋肉質な肉体に、絶え間なく腰を突きつけて、うねるウエストを砕かんばかりにピストンを繰り返す。