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加虐の皇子と愛玩ドール
第7章 耽溺被虐
「ああああっ、痛ぁぃっ……乳首がっ、お腹が、どうにかなっちゃ……あん、あっっ、あああああ!!……」
「良い顔だ……与子。どれだけ本能に忠実な動物も、君ほど貪欲には喘がない。君の大好きな隆君とやらのナマモノも、こんな嬉しそうにくわえてよがるの?」
「いえっ、いえっ、ご主人様……だけっですっ……あんっあっあっあんっ、気持ちいぃぃぃっっ……」
「そんなんで信じられないっていうのは、分かるだろう?」
「ああああぁぁぁ……イイっ、良いんです……本当、です……隆君の、ごつごつしたオヤジ臭いペニス、なんてぇ……イキっません……あっあぁぁぁんっ、……ご主人様の、くすぐったくなるほどすべすべの指に、いやらしい言葉の方が、むらむらしますぅぅぅ……!!ああああんっ、あんっ、あんっ!!……」
「…………」
みおりは与子の身体が極限までひくつきかけると、張形を心持ち浅いところまで引く。そうして与子がエクスタシーに飲み込まれる寸でのところで刺戟を緩めて、また、多慾なその肉薔薇を貫く。
「あああああんっ……」
「その言葉が本心なら、与子は私に痛めつけられてよがるマゾだよ?」
「はい……私は、はぁっ、ご主人様のして下さることなら何でも嬉しがる、マゾです……奴隷です……ぁっ、んふぅ……」
「だったら誠意を見せてごらん?この三年間、私に許可も請わないで涎を垂れ流してきた、懺悔をするんだ」
「んっ、……はぁっ、……あああん!!反省し、ますぅ……何でもさせていただきますぅぅ……あんっ、あああんっ……」
みおりは与子のだらしなく開いた唇を、キスで塞ぐ。柔らかで熱い舌をもてあそびながら、快楽の苦悶を吐き出す口内に、声を注ぐ。
「ぅっっ、うぅぅ……」
「本物の犬みたく、庭を走り回ってみせてもらおうか」
「っ……」
「ペットがご主人様の前で、素っ裸で走り回る。当たり前だし、簡単なことだろう?」
与子の大きな双眸に、動揺と期待をほのめかした風な光が灯った。