この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
加虐の皇子と愛玩ドール
第7章 耽溺被虐

 ほづみの指と蜜壺が、びちゃびちゃ、と、なりふり構わないでこすれ合っていた。

 みおりは浴槽から片手を投げ出す。それからほづみを目で捕らえたまま、中指を差し出す。

「おいで」

「っ、はぁ」

「ほづみが上手に填められたら、好きなだけイッて良いよ」

「ぁっはぁ、はい、……」

 ほづみががくつく膝をついて、タイルの上を這ってきた。

 みおりが片手を膣口の高さに合わせてやると、とろみにまみれた割れ目が下りてきて、指先に、よく知る温度が触れてきた。

「そう、そこ。強欲な性器は狙いが良い」

「はぅっ、ん……」

「もっと、腰、下ろしな?」

「んんっ、あぅぅ……」

 指の先から関節が、火照った粘膜にくるまれてゆく。

 第三者の気配がしたのは、やにわのことだ。

「参加自由と言って呼びかけたのに、期待以上に集まったね。バスケ部OG」

「これだけ集まるなら、宴会らしいこと考えておけば良かったー。さっき覗いた「すずらんの間」、ステージとカラオケまで付いていて、雰囲気も良くなかった?」

「いっそ後でカラオケ行っちゃう?」

「ってか、誰か余興とかやってくれないかな。妄想しちゃうと、女体盛り……一度体験してみたいんだ。ああいうのどこで頼めるんだろ」

「貴女、まだそういうAV観てるの?」

「私なら美少年盛りが良い」

「こら、慎みなさい。後輩が聞いたら教育に悪い」

「皆、もう大人じゃなーい」

 わっ、と、数人の女性達の声が盛り上がる。そして彼女らの妄想は、互いを咎めるのに反比例して、極まってゆく。

「それはそうと、この子は最愛の幼馴染みがいるんだから、ダメよ」

「あ、えっちゃん……」

「それとも、くみ、旅先の火遊びはオーケーな方?」

「っ、にょ……女体盛りは、私も体験してみたいかしら……」

 植え込みの向こうの散歩中の団体から、しっとりとした上品なトーンを含んだソプラノが、恥ずかしげにこぼれ出た。

「っ……」

 みおりに、二日前の夜のデジャヴが押し寄せてきた。

「……ほづみ」

「みおりさん?」

「悪い。先、行ってる」

「え……?」

「会社の知り合いが来てるみたい。ちょっと挨拶してくるよ」

「あ、そうなんですか」

 お疲れ様です、と、ほづみがタオルを拾い上げた。

 みおりはほづみと入れ違いに湯船を出ると、室内へ戻っていった。
/278ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ