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王女様の不埒な暴走
第5章 暴走の果ての悲劇
更に進む肉棒は処女膜まで到達し、引き裂いて最奥を目指す。
「……ぁあ……、挿って……んぁ……、……う……ぁああっ!」
ジョシュアは疼痛に顔を歪めるリンゼイを強く抱き締める。身体のなかから伝わる彼の熱に、リンゼイは息を乱しながら恍惚とした。
「……大丈夫、ですか」
彼も息を乱し、訊ねてくる。ジンジンと鈍い痛みはあるが、それよりも彼とひとつになれたことが嬉しくて、リンゼイもジョシュアの背に腕を回す。
「は、い……。大丈夫ですから……好きなように動いてください」
「ご無理なさらずともいいのですよ」
「本当に……平気です。ジョシュアさんこそお辛いのをずっと我慢なさってきたでしょう? 私のせいで、ごめんなさい」
姉が言っていたように彼はすぐに女を欲しがって、無理矢理抱こうとしなかった。媚薬の効果を大袈裟に言っていたのだろうか。
そう疑いたくなるが、触れ合う肌から伝わる熱は、尋常ではないほどに熱い。きっと彼は姉が媚薬を試しただろう義兄よりもずっと精神的な強さがあり、耐えてきたのだ。
「もうそのことはお気に病まずに。ですが本当に大丈夫なのでしたら、お言葉に甘えさせていただいてもよろしいですか」
乱れるリンゼイのトゥーヘアードを指で梳き、ひと房指に絡め、そこへ口づける様は息が止まるほど美しい。
リンゼイは知らず頷いていた。
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