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王女様の不埒な暴走
第5章 暴走の果ての悲劇
尻たぶにぴたりと触れていたジョシュアの腰がゆっくり離れたかと思えば、またゆっくりと触れる。
彼は衝動に駆られるがまま、激しくリンゼイを抱こうとはしなかった。
ヒリつく襞が猛る彼の肉棒に馴染むまで、ゆっくりとした抽挿が幾度も繰り返される。
「んっ、あっ、んん、ふ……あ、ん」
灼〈ヤ〉けつくような痛みに喘ぎながらも、リンゼイの胸には幸福が広がっていた。
ジョジュアが自分の中にいる。彼に純潔を捧げたいと強く想った願いが、ようやく叶った。
これでリンゼイはもう結婚を望めない身体となってしまったが、そんなことどうでもよかった。彼との未来がなく、後ろ指を指されながら孤独に生きていこうが、彼の熱を頼りに独りで生きていける。
「好き、です……。明日には私を……あなたを愛する女がいたことを忘れてくださっていい、ですから……。今だけは私を……私だけを見てください……」
「なにを……?」
「いいえ……いいんです。もっと、もっと……いっぱいして、ください」
ジョシュアを誘う言葉を吐き、リンゼイは彼の動きに合わせて腰を振る。鈍い痛みはあるが最初より和らいだ気がする。
彼はリンゼイの誘いに触発されたのか、ゆっくりだった動きを速めだす。
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