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王女様の不埒な暴走
第7章 王女は執事の淫靡なレッスンに溺れる
「お出来になるはずですよ。私のはあんなにも上手に舐めてらっしゃったじゃありませんか」
「……ッ」
リンゼイが拒絶を口にする前に、ジョシュアに先手を打たれた。ジョシュアの長大な屹立を舐めた記憶が甦り、下腹部がキュンと疼く。
「中が締まりましたね。思い出されておられるんですか」
リンゼイの指にも伝わる、蜜壁の蠢く感触。共に突き入れるジョシュアも敏感に感じ取っていたらしい。
「ど……して、意地悪なことばかり言うんですか」
リンゼイの考えも、いやらしい身体も。すべてジョシュアに見透かされているようで、震える声で抗議する。
「意地悪を言っているわけではありませんよ。リンゼイ様に立派な淑女〈レディ〉になっていただきたいがために、厳しくしているのです」
そうとは思えない。わざと卑猥なことを口にして、あの日のことを思い出させることも言われ、レッスンを口実に自分を窮地に立たせたリンゼイに意地悪をしているとしか思えないのだ。
もしそうだったなら、なおさら彼に逆らえない。
口許に掲げられる象牙の張り形に恐る恐る口づける。ヒヤリと冷たい無機物に怯えつつ「そう」と頷くジョシュアに従い、小さな赤い舌をそれへ伸ばした。
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