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王女様の不埒な暴走
第9章 王女は甘いひと時に浸る
どれだけ抵抗を試みても無駄だと諦め、リンゼイは大人しく膝の上におさまる。しかし入浴の時間のリラックスとは程遠く、全身を強張らせて固く眼を閉じた状態だ。
「隅々まで綺麗に洗って差し上げます」
ジョシュアはリンゼイの背に腕を回し、片手で身体を支え、もう一方の手で持つスポンジを背中に滑らせる。
「ん……」
くるくると円を描いて、リンゼイの細い背中をスポンジがおりていく。ただ洗ってもらっているだけなのに、ジョシュアと肌が触れ合っていると思うだけでドキドキとし、撫でる感触にゾクゾクとする。
ジョシュアの肩を掴み、擽ったさに耐えるリンゼイの桃色の唇から甘やかな吐息が零れる。
やがてジョシュアの手が柔らかな双丘にたどり着き、リンゼイの知らぬところで彼はスポンジを手放した。浮き上がってくるスポンジにリンゼイは気付いていない。
気付いたのは、彼の指が尻たぶの狭間に滑り込み、後孔の窄みから秘裂にかけて撫でたときだ。
「あ……っ、や……!」
背を仰け反らせ、リンゼイは身体をビクリと跳ねさせる。
その不埒な指はリンゼイの秘処から窄みにかけて何度も行き来した。
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