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王女様の不埒な暴走
第9章 王女は甘いひと時に浸る
「そうですね……。リンゼイ様がのぼせてしまってはいけませんので、続きは寝台でいたしましょうか」
後孔から指を抜き、ようやく責め苦から逃れられたと思いきや、ジョシュアはバスタオルでリンゼイの身体を濡らす水分を拭き、自分も手早く拭くと、リンゼイを抱えて寝台まで運ぶ。
ひやりとしたリネンが熱い身体を癒すが、息つく間もなくジョシュアの唇にリンゼイのそれが塞がれる。
くちゅくちゅと卑猥な水音を立て、絡み合う舌。リンゼイはジョシュアの首に腕を回し、必死で応じる。
陽の光が降り注ぐ中で睦み合うのは恥ずかしい。けれど自分に覆いかぶさるジョシュアの肌が心地よくて、止める気にはなれなかった。
何よりも彼が服をすべて取り去り、手袋も嵌めず、自分に触れてくれるのが初めてで。口づけを交わしながら、乳房をやわやわと揉む彼の熱に興奮を覚えずにいられない。
「ん、んん……、ジョシュアさん、もっと触って……」
寝台の柔らかな感触に安心を覚えているせいか、知らぬうちにねだってしまう。
するとジョシュアの舌の動きが一層激しさを増し、のしかかる彼の身体も熱を増した気がした。
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