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王女様の不埒な暴走
第11章 物語の結末は




 身体が思い出しつつあるジョシュアとの蜜事。それがはっきりと思い出したのは、ジョシュアがキュッと頂を摘まみ上げたときだ。


「あっ……!」


 背中をしならせ、甲高い声を上げる。


「勃ってきてますよ」


 ジョシュアはくにくにとそこを指で弄びつつ、揶揄する。リンゼイは羞恥に頬を染め、「やっ」と小さく悲鳴を上げる。


「ここ、触れるのお好きですよね」


 クリクリと乳首を転がしては摘ままれ、押し込めては弾かれ。リンゼイは喘ぎながら躊躇いつつ頷く。


「ちゃんと言ってください」


 ジョシュアの細められた瞳に射抜かれ、リンゼイはゾクリとする。その意地悪な質問にも身体が熱くなった。


「好き……です。ジョシュアさんがすること全部好き……」


 頬を上気させ答えると、彼は満足そうに笑い、だが次の瞬間あの妖しい雰囲気を纏った彼はリンゼイの首筋に吸い付いた。


「んっ……」


 ピリリとした痛みがそこに走る。ジョシュアは鬱血痕を舌で舐め、どんどんその舌は肢体を降りていく。


 唇と舌と柔らかな髪が肌を撫で、リンゼイの吐息が荒くなる。


「は……ん、あぁ……」


 その唇が乳房へと辿りつき、乳暈ごと熱い口腔に含まれた。





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