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王女様の不埒な暴走
第11章 物語の結末は




「こんなにもいやらしい光景を、見るなと言われてやめる男はおりませんよ」


 劣情の炎が揺れる双眸で濡れる秘処を眺めつつ、ジョシュアは悦に入った声で囁く。息が秘唇に吹きかかり、また蜜が奥から流れてくる。


 その蜜をジョシュアは指で掬い上げ、秘唇の上にある突起に塗り込めた。


「……ぁあ……っ」


「私と逢えない間、ご自分でここを慰めたりしましたか」


 溢れる蜜を掬っては秘玉に塗り、コリコリと弄ってはまた掬い。彼はそうしながら問う。


「慰め……?」


「ええ。以前お教えしましたでしょう? ご自分の指や玩具を使って慰める方法を」


 陶然とする頭で言われた意味を探り、辿りつくあの日の記憶。自分の指や張り形で達するまでそこを弄ったことを言われたのだと気づき、リンゼイはふるふると首を振る。


「本当に?」


「ほんと……に」


 そんなことはしていない。父に抵抗し、ジョシュアと逢えない日々に耐えるので精一杯で、身体を慰めるだなんて考えもしなかった。


「そうでしたか。ではじっくりと解して差し上げないといけませんね」


 ジョシュアは解すと言ったにも拘らず、秘玉を赤い舌でねぶり始めた。





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