この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Cherry boys(短編集)
第2章 プラシーボ

それから…1時間が経過し…
時刻は夜8時になった。
倉田さんにまだ変化は見られない。
「今日はありがとう。そろそろ帰るね」
倉田さんが立ち上がろうとして…
一瞬よろけた。
僕の目の前で…床に手をつく体勢の
倉田さん。
倉田さんが…もう…帰っちゃう!!
ミドリナメコが効いているかどうか…分からない!
でも…でも…目の前に倉田さん!
このまま…帰したくない…
ミドリナメコは…効いていると…信じよう…
ミドリナメコが…効いていますように…
いや…ミドリナメコは関係ない…
僕は…倉田さんが…欲しい…
「倉田さーーーーーーんッ!」
「きゃッ!」
時刻は夜8時になった。
倉田さんにまだ変化は見られない。
「今日はありがとう。そろそろ帰るね」
倉田さんが立ち上がろうとして…
一瞬よろけた。
僕の目の前で…床に手をつく体勢の
倉田さん。
倉田さんが…もう…帰っちゃう!!
ミドリナメコが効いているかどうか…分からない!
でも…でも…目の前に倉田さん!
このまま…帰したくない…
ミドリナメコは…効いていると…信じよう…
ミドリナメコが…効いていますように…
いや…ミドリナメコは関係ない…
僕は…倉田さんが…欲しい…
「倉田さーーーーーーんッ!」
「きゃッ!」

