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オルテンシア【紫陽花】~檻の中の花嫁~
第9章 ♯06 SceneⅥ Autum Park
 その音に負けないくらい、美月の胸の高鳴りも大きくなっていた。このままでは、勇一に気付かれてしまうのではないかと心配にすらなる。勇一が好んで使うコロンの柑橘系のさわやかな香りが鼻腔をくすぐった。
―勇一さんが好き。
 言葉は、すとんと胸に落ちてくる。気付いてしまうと、その気持ちは当たり前のようにそこにあった。
 彼の香りに包まれて、美月は次第に頬が熱くなってゆくのを感じる。頬だけではない、顔全体も。
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