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サイドストーリー2
第7章 横浜ホールディング③
*:・'゜☆。.:*:・
「kazusaちゃん。先日はありがとう」
どうしても見たい資料があると大川さんから電話がかかって来た時は驚いた。
それはどうやらうちの会社にしかない資料のようで。
「役に立ちました?」
「本当に助かった」
すごい人なのに、誰にでも真摯に対応するところが凄いと思った。
別に私に言わなくても上司に電話すれば済む話なのに
「担当はkazusaちゃんでしょ。
上司じゃなくて、担当者に許可を取りたい」
そう言って私に電話してきてくれた。
大川さんの人柄が分かる。
「ここで会えるとは思わなかった。会えてよかったよ」
「私もです。復帰後のお話を聞きたかったから」
「いや。俺もまたkazusaちゃんに会って話を聞きたかったから」
仕事の話だと分かっていても、色気があるな。
「私でよかったら」
「kazusaちゃんじゃないと」
そんな風に笑うこの人の顔が憎くて可愛いと思ってしまった。
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「kazusaちゃん。先日はありがとう」
どうしても見たい資料があると大川さんから電話がかかって来た時は驚いた。
それはどうやらうちの会社にしかない資料のようで。
「役に立ちました?」
「本当に助かった」
すごい人なのに、誰にでも真摯に対応するところが凄いと思った。
別に私に言わなくても上司に電話すれば済む話なのに
「担当はkazusaちゃんでしょ。
上司じゃなくて、担当者に許可を取りたい」
そう言って私に電話してきてくれた。
大川さんの人柄が分かる。
「ここで会えるとは思わなかった。会えてよかったよ」
「私もです。復帰後のお話を聞きたかったから」
「いや。俺もまたkazusaちゃんに会って話を聞きたかったから」
仕事の話だと分かっていても、色気があるな。
「私でよかったら」
「kazusaちゃんじゃないと」
そんな風に笑うこの人の顔が憎くて可愛いと思ってしまった。
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