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サイドストーリー2
第7章 横浜ホールディング③
*:・'゜☆。.:*:・
「あれ?雛ちゃん?疲れちゃった?」
人の多さと熱気に少し疲れて、壁際にいたら
経管の山田さんが気づいてくれた。
「少し」
と、正直に言うと。
「気付かなくてごめん」
と、どこからか椅子と冷たい飲み物を持ってきてくれた。
「ありがとう」
「いや。今日は人が多いからな。人酔いでしょ」
そんな風に言いながらさりげなく
手に持っていた資料をパタパタして
私に風を送り込んでくれた。
「山田さん忙しいでしょ?どうぞ行って」
「まさか。雛ちゃん置いて行くわけないでしょ」
「でも」
「大丈夫。経管のブースは野口と楠に任せておけばいいさ。
俺は雛ちゃんの体調の方が大事」
こんなところが山田さんっていいなと思う。
「俺のことは気にしないでちょっとゆっくりしな」
持ってきてくれたアイスティーの中に入っていたレモンの輪切りが
とっても爽やかに感じた。
*:・'゜☆。.:*:・
「あれ?雛ちゃん?疲れちゃった?」
人の多さと熱気に少し疲れて、壁際にいたら
経管の山田さんが気づいてくれた。
「少し」
と、正直に言うと。
「気付かなくてごめん」
と、どこからか椅子と冷たい飲み物を持ってきてくれた。
「ありがとう」
「いや。今日は人が多いからな。人酔いでしょ」
そんな風に言いながらさりげなく
手に持っていた資料をパタパタして
私に風を送り込んでくれた。
「山田さん忙しいでしょ?どうぞ行って」
「まさか。雛ちゃん置いて行くわけないでしょ」
「でも」
「大丈夫。経管のブースは野口と楠に任せておけばいいさ。
俺は雛ちゃんの体調の方が大事」
こんなところが山田さんっていいなと思う。
「俺のことは気にしないでちょっとゆっくりしな」
持ってきてくれたアイスティーの中に入っていたレモンの輪切りが
とっても爽やかに感じた。
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