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サイドストーリー2
第7章 横浜ホールディング③
*:・'゜☆。.:*:・
都下にエコロジーをベースに大きな1つの街を作る計画があって
その計画の段階でうちの設計事務所と手を組んだのが横浜HDだ。
今日はその社内見学があるのだと半田さんから招待状をもらったので
業界の勉強がてらお邪魔した。
「半田さん」
忙しそうな半田さんを見つけ声をかけてみる。
「わ!モニベルちゃん。来てくれたんだね~」
「招待状ありがとう」
「いえいえ。忙しいのにありがとう。今日の見学会から
あの街のヒントにつながるものでもあれば、と思って」
「うん。ざっと見せていただいたけど。さすがだね」
ほんの少しの資料を見ただけでも
さすがだと言わざるを得ない。
今日、来てよかった。
「ね。大体見たらさ?上行こうよ」
「ん?」
「資料もって、上でワインでも飲みながら話そう」
「いいの?」
半田さんは資料を両手いっぱいに持ってすでに行く準備をしている。
「その方が話がはずむじゃない?」
軽くウインクして舌を出した顔は
私たちが知っている、やり手の営業員には見えなかった。
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都下にエコロジーをベースに大きな1つの街を作る計画があって
その計画の段階でうちの設計事務所と手を組んだのが横浜HDだ。
今日はその社内見学があるのだと半田さんから招待状をもらったので
業界の勉強がてらお邪魔した。
「半田さん」
忙しそうな半田さんを見つけ声をかけてみる。
「わ!モニベルちゃん。来てくれたんだね~」
「招待状ありがとう」
「いえいえ。忙しいのにありがとう。今日の見学会から
あの街のヒントにつながるものでもあれば、と思って」
「うん。ざっと見せていただいたけど。さすがだね」
ほんの少しの資料を見ただけでも
さすがだと言わざるを得ない。
今日、来てよかった。
「ね。大体見たらさ?上行こうよ」
「ん?」
「資料もって、上でワインでも飲みながら話そう」
「いいの?」
半田さんは資料を両手いっぱいに持ってすでに行く準備をしている。
「その方が話がはずむじゃない?」
軽くウインクして舌を出した顔は
私たちが知っている、やり手の営業員には見えなかった。
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