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サイドストーリー2
第8章 横浜ホールディング④
「しっかし・・・あの武田さんがお前の高校時代から付き合っていたとはね」
「確かにビックリだよな。当時だって武田さん今の俺たちぐらいだろ?」
「よく高校生なんて子供で我慢できたよな?」
「そうそう。お前遊ばれてたんじゃないの?」

あんな美人と俺たちの同期が結婚してるなんて多少のやっかみも含めていじめてやったら
「武田じゃなくて森川!」
と、やけにそこが気になるらしい。

「俺の一途さ、舐めんじゃねぇぞ。
俺は紗江子さん以外と寝たことないからな」

俺と金子は言葉を飲み込んだ。

「武田さん。童貞クンが可愛くてペットにしたかったんだな」
「それしか考えられねェよな。28歳の女が高校生とだもんな」
「おい!」

からかいすぎたか?
そんな風に思って謝ろうとしたら・・・
「武田さんじゃねぇ」

またそこかよ・・・

「しかし、女の子は可愛いだろ?」
と、話しを変えようと生まれた子供の事を聞いたら。
「可愛いよ。マジで男じゃなくてよかったよ」
なんていう。
「男も可愛いだろ?」
と言えば・・・

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