この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
サイドストーリー2
第14章 Christmas2014
*:・'゜☆。.:*:・
「恋心あれば水心」
しゃれたレストランでしゃれたシャンパングラスが目の前で静かに
シャンパンを待っていた。
山田さんは私のためにレストランを用意してくれたんだけど。
仕事が終わらないみたいでレストランで待つこと2時間。
はぁ・・・・
寒いから入って待っててね。なんていうけど・・・
カップルだらけのレストランで一人でいる方が寒いんですけど。
「ごめんっっ」
レストランの静けさとは裏腹に騒がしく入ってきた山田さん。
「ごめん。のぞみ」
「いいよ。でもコートはそのまま」
「え?」
山田さんがコートを脱ごうとしたところで待ったをかけた。
さっき、山田さんが会社を出たとメールをくれた時に
ギャルソンに今日予約してある料理でテイクアウトが可能な分だけでも、と
用意してもらうことにした。
「テイクアウトにしてもらったの。山田さんの家に行こう」
「でも・・・」
「いいの。料理は今度ゆっくりレストランで食べよう。
山田さん疲れてるでしょう?今日は部屋で2人でゆっくりしよう」
「のぞみ」
そう言ったところでテイクアウトを頼んだ料理を手にギャルソンが来た。
「ありがとう」
外に出ると冷たい風がほほを突いた。
その風から私を守るように山田さんが立ちふさがって
コートの前を開けて私をすっぽりと包み込んだ。
「山田さんっ。ここ外」
「構わないよ」
「早く帰ろう?二人きりで過ごしたいの。山田さん。大好き」
そう言ってにっこり笑えば
外だと言うのにコートの中の私に甘い甘いキスをした。
「愛してるよ。希望。Merry Christmas」
*:・'゜☆。.:*:・
「恋心あれば水心」
しゃれたレストランでしゃれたシャンパングラスが目の前で静かに
シャンパンを待っていた。
山田さんは私のためにレストランを用意してくれたんだけど。
仕事が終わらないみたいでレストランで待つこと2時間。
はぁ・・・・
寒いから入って待っててね。なんていうけど・・・
カップルだらけのレストランで一人でいる方が寒いんですけど。
「ごめんっっ」
レストランの静けさとは裏腹に騒がしく入ってきた山田さん。
「ごめん。のぞみ」
「いいよ。でもコートはそのまま」
「え?」
山田さんがコートを脱ごうとしたところで待ったをかけた。
さっき、山田さんが会社を出たとメールをくれた時に
ギャルソンに今日予約してある料理でテイクアウトが可能な分だけでも、と
用意してもらうことにした。
「テイクアウトにしてもらったの。山田さんの家に行こう」
「でも・・・」
「いいの。料理は今度ゆっくりレストランで食べよう。
山田さん疲れてるでしょう?今日は部屋で2人でゆっくりしよう」
「のぞみ」
そう言ったところでテイクアウトを頼んだ料理を手にギャルソンが来た。
「ありがとう」
外に出ると冷たい風がほほを突いた。
その風から私を守るように山田さんが立ちふさがって
コートの前を開けて私をすっぽりと包み込んだ。
「山田さんっ。ここ外」
「構わないよ」
「早く帰ろう?二人きりで過ごしたいの。山田さん。大好き」
そう言ってにっこり笑えば
外だと言うのにコートの中の私に甘い甘いキスをした。
「愛してるよ。希望。Merry Christmas」
*:・'゜☆。.:*:・