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サイドストーリー2
第14章 Christmas2014
*:・'゜☆。.:*:・
「ハートのエース」
「ヒロ君!お兄ちゃんがクリスマスの予定を聞いてきたよ!」
絶対絶対2人で過ごすんだもん!
ヒロ君と付き合いだしてから
デートでさえついて来るようになった、お兄ちゃん。
「あ~。マサに言っといてやるから」
呑気にヒロ君は私の頭をなでた。
「いつもそう言うじゃん。でもダメじゃん!」
喧嘩なんかしたくないのに。
お兄ちゃんのせいだよ!
「ナオ。俺だって2人で過ごしたいよ。嘘じゃない。
けどさ、マサの気持ちだって考えてやろうぜ」
「・・・・彼女が出来ればいいのに」
「ん?」
「お兄ちゃんに彼女が出来ればそっちと過ごすのに」
「ナオ・・・マサってすげぇモテるよ?」
「うそ!」
「いや。マジで。彼女切れたことないと思うけど」
「うそぉ・・・」
お兄ちゃんがぁ?
「ヒロ君は?お兄ちゃんがヒロ君はすごくモテるから気をつけろって」
そう言った私を見て
ふふ。と小さく笑って頭のてっぺんにキスを落とした。
「ナオ。どんなにモテたってそれがナオじゃないなら俺には何の意味も持たない」
「・・・・」
「ナオだけが大事だよ」
「・・・・」
「でも。ヤキモチを妬いてくれるなら、たまにはモテるのも悪くないかな」
そういって私を抱きしめた。
「もう・・・・」
「いつまでも俺の腕の中においで。小さかったナオ。そして今は俺の恋人のナオ。
俺はナオの成長を見守ってきたんだ。
ナオ以上に俺の心を揺さぶるオンナはいないよ」
「本当に?大学に綺麗な人・・・いない?」
「いないよ。ナオだけ。大好きだよ。ナオ。
今年のクリスマスはふたりで過ごそうな」
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「ハートのエース」
「ヒロ君!お兄ちゃんがクリスマスの予定を聞いてきたよ!」
絶対絶対2人で過ごすんだもん!
ヒロ君と付き合いだしてから
デートでさえついて来るようになった、お兄ちゃん。
「あ~。マサに言っといてやるから」
呑気にヒロ君は私の頭をなでた。
「いつもそう言うじゃん。でもダメじゃん!」
喧嘩なんかしたくないのに。
お兄ちゃんのせいだよ!
「ナオ。俺だって2人で過ごしたいよ。嘘じゃない。
けどさ、マサの気持ちだって考えてやろうぜ」
「・・・・彼女が出来ればいいのに」
「ん?」
「お兄ちゃんに彼女が出来ればそっちと過ごすのに」
「ナオ・・・マサってすげぇモテるよ?」
「うそ!」
「いや。マジで。彼女切れたことないと思うけど」
「うそぉ・・・」
お兄ちゃんがぁ?
「ヒロ君は?お兄ちゃんがヒロ君はすごくモテるから気をつけろって」
そう言った私を見て
ふふ。と小さく笑って頭のてっぺんにキスを落とした。
「ナオ。どんなにモテたってそれがナオじゃないなら俺には何の意味も持たない」
「・・・・」
「ナオだけが大事だよ」
「・・・・」
「でも。ヤキモチを妬いてくれるなら、たまにはモテるのも悪くないかな」
そういって私を抱きしめた。
「もう・・・・」
「いつまでも俺の腕の中においで。小さかったナオ。そして今は俺の恋人のナオ。
俺はナオの成長を見守ってきたんだ。
ナオ以上に俺の心を揺さぶるオンナはいないよ」
「本当に?大学に綺麗な人・・・いない?」
「いないよ。ナオだけ。大好きだよ。ナオ。
今年のクリスマスはふたりで過ごそうな」
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