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サイドストーリー2
第14章 Christmas2014
*:・'゜☆。.:*:・
「私の秋クン♪」
クリスマスって最高にムードがあると思うの!
二人きりの食事で
二人きりの空間!
それなのに秋クンは大学の仲間とクリスマス会をやるなんて言うんだもん!
私の高校最後のクリスマスなんだよ!
それを聞いてからもう2週間も口をきいてない。
おまけに私には家で過ごせなんて!
何それ!
高校の友達と遊びに行こうかと思ったけど・・・
男の子も一緒だって言うから。私はキャンセルした。
もしばれたら、秋クンに怒られちゃうから。
せっかくのクリスマスにつまらない気持ちで1日を過ごして
夕方になる頃、私の携帯が鳴った。秋クンからだ。
後ろはうるさい音で秋クンじゃない人が電話に出た。
秋クンが凄く酔ってて、最寄駅まで来たけど
家が分からないから駅まで来てくれないか?という内容だった。
秋クンったら!
私を家に押し込めて自分は酔って帰れなくなるなんて!
良い御身分だよ!
そう思ってぷんぷんして駅に行くと
数人の男性に囲まれて秋クンがベンチに座っていた。
「お!来た来た!あずさちゃん」
いかにも酔っているグループは私を見つけると話しかけてきた。
秋クンの高校時代からの友達?
まだ夕方なんですけど!
「ごめんねわざわざ。先輩がアキにあずさちゃんの画像見せろってしつこくてさ」
「・・・・?」
「アキ、あずさちゃんの画像を先輩に見せたくないから
飲み比べで回避したんだよ」
「・・・・え」
「画像見せて先輩があずさちゃんを可愛いって思ったらそれだけでいやだからって」
そう言うと友達たちは苦笑いした。
「今日の飲み会も彼女がいない先輩がアキにいやがらせしたんだよ。ごめんな」
「アキとあずさちゃんは中高時代から有名だったけどほら。先輩は外部生だから。
しらないんだよ。アキも意地になっちゃってさ」
「・・・・」
「アキはあずさちゃんが大事なんだなぁ~。悪いけど、家まで連れて行ってね」
そう言うとみんな帰って行った。
「秋クン」
ふらふらしている秋クンの手をつないで
ゆっくりゆっくり家まで帰った。
「あずさの画像は誰にも見せないから」
「ん」
来年のクリスマスは一緒に過ごそうね。秋クン♪
*:・'゜☆。.:*:・
「私の秋クン♪」
クリスマスって最高にムードがあると思うの!
二人きりの食事で
二人きりの空間!
それなのに秋クンは大学の仲間とクリスマス会をやるなんて言うんだもん!
私の高校最後のクリスマスなんだよ!
それを聞いてからもう2週間も口をきいてない。
おまけに私には家で過ごせなんて!
何それ!
高校の友達と遊びに行こうかと思ったけど・・・
男の子も一緒だって言うから。私はキャンセルした。
もしばれたら、秋クンに怒られちゃうから。
せっかくのクリスマスにつまらない気持ちで1日を過ごして
夕方になる頃、私の携帯が鳴った。秋クンからだ。
後ろはうるさい音で秋クンじゃない人が電話に出た。
秋クンが凄く酔ってて、最寄駅まで来たけど
家が分からないから駅まで来てくれないか?という内容だった。
秋クンったら!
私を家に押し込めて自分は酔って帰れなくなるなんて!
良い御身分だよ!
そう思ってぷんぷんして駅に行くと
数人の男性に囲まれて秋クンがベンチに座っていた。
「お!来た来た!あずさちゃん」
いかにも酔っているグループは私を見つけると話しかけてきた。
秋クンの高校時代からの友達?
まだ夕方なんですけど!
「ごめんねわざわざ。先輩がアキにあずさちゃんの画像見せろってしつこくてさ」
「・・・・?」
「アキ、あずさちゃんの画像を先輩に見せたくないから
飲み比べで回避したんだよ」
「・・・・え」
「画像見せて先輩があずさちゃんを可愛いって思ったらそれだけでいやだからって」
そう言うと友達たちは苦笑いした。
「今日の飲み会も彼女がいない先輩がアキにいやがらせしたんだよ。ごめんな」
「アキとあずさちゃんは中高時代から有名だったけどほら。先輩は外部生だから。
しらないんだよ。アキも意地になっちゃってさ」
「・・・・」
「アキはあずさちゃんが大事なんだなぁ~。悪いけど、家まで連れて行ってね」
そう言うとみんな帰って行った。
「秋クン」
ふらふらしている秋クンの手をつないで
ゆっくりゆっくり家まで帰った。
「あずさの画像は誰にも見せないから」
「ん」
来年のクリスマスは一緒に過ごそうね。秋クン♪
*:・'゜☆。.:*:・