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サイドストーリー2
第14章 Christmas2014
*:・'゜☆。.:*:・

「キスマーク」

「優衣。クリスマスなんだけどさ」

そこまで言って俺の声にかぶせるように

「あ。ごめん。夜まで講習入っててその日会えないかも」
「はぁ?」

オンナからクリスマスに会えないなんて言われるとは思わなかった。

「ごめん。もしかしてしずか楽しみにしてた?」

なんて言うもんだから
「別に。俺も会えないって言おうとしただけ」
と、とっさに嘘をついた。

「だよね~こんな年末にクリスマスなんて言ってられないよね!平日なのにさ」

なんて言いやがる。
こいつ・・・

「でも。23日は会いたいな。しずか、休出?」

ぎゅっと抱きついてそんなことを言う。
可愛い顔したって俺の機嫌は直らねぇぞ。

「休出かもな」
「そっかぁ~。平日は無理でも休日なら一緒にいられるかもって思ったんだけどな」
「無理だな」
「そっかぁ~。しずかと一緒にいたかったな」
「俺と一緒にいたかったか?」
「うん。いつもお互いに仕事が忙しいけど、たまには甘えたいな。って」

なんだか急にこいつが可愛くなってぎゅっと抱きしめた。

「そんなに一緒にいたいなら休んでやらないこともない」
「ほんと?」
「ああ。優衣の頼みだからな」
「嬉しい♪玄、大好き」
「俺も」

抱きしめた胸の中で優衣が苦笑いしたのを俺は知らなかった。

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