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サイドストーリー2
第14章 Christmas2014
*:・'゜☆。.:*:・
「ナイショの恋」
12月に入って期末が終わったら実質的に学校は冬休みになる。
進学校の俺らの期末はたぶん他校のそれより範囲が広い。
「恭平。物理の出来どうだった?」
「まーまー」
「そっか。なぁ、クリスマスどうする?皆に声かけてカラオケでも行くか」
このクラスは仲が良いから何かというとクラスで集まりたがる。
「あ~。俺パス」
「なんだよ。オンナかよ」
「そんなとこ」
「なんで恭平ばっかモテんだよ」
彼女は他校のオンナだと言ったら
友達が帰りにゾロソロと着いてきた。
「お前ら帰れよ」
「恭平の彼女を見るまで帰らねぇ」
駅で結実と待ち合わせしているのにメンドクセぇ。
そのうち一人が結実を見つけた。
「なんだ。今日の待ち合わせって結実ちゃんか」
そう。『彼女の』結実と待ち合わせですけど?
「結実ちゃん。恭平に彼女が出来たの知ってる?」
結実は少しビックリして俺の顔を見た。
なんて返事をしたらいいのか分からないんだろう。
「あ・・・の」
「学校でさ。惚気てんだよ。コイツ」
「ちょっ!いつ俺が惚気たよ?」
結実の前で余計なこと言うな!
「惚気たじゃん。可愛いって。今までのどの彼女より本気だって」
「おい!」
「そうなの?」
結実が顔を赤くして俺ににじり寄った。
「でも~結実ちゃんの方が可愛いよ♪」
何も知らない友達が結実のご機嫌を取ろうとしてそんなことを言う。
「あぁ。彼女は世界で1番可愛い」
結実の目を見てそう答えたら
結実はますます顔を赤くした。
「恭平はその彼女とクリスマスを一緒に過ごすんだって。
結実ちゃんは俺たちと一緒にどう?」
「ううん・・・私も世界一好きな彼氏と過ごすの」
皆から見えない角度で手を握ってやれば
はにかんで、そんなことを言った。
「げ~そっか~。恭平兄妹は2人でリア充かよっ!じゃぁな」
そう言って、みんな電車に乗って帰って行った。
「世界一可愛い結実。帰ろうか?」
「うん!」
*:・'゜☆。.:*:・
「ナイショの恋」
12月に入って期末が終わったら実質的に学校は冬休みになる。
進学校の俺らの期末はたぶん他校のそれより範囲が広い。
「恭平。物理の出来どうだった?」
「まーまー」
「そっか。なぁ、クリスマスどうする?皆に声かけてカラオケでも行くか」
このクラスは仲が良いから何かというとクラスで集まりたがる。
「あ~。俺パス」
「なんだよ。オンナかよ」
「そんなとこ」
「なんで恭平ばっかモテんだよ」
彼女は他校のオンナだと言ったら
友達が帰りにゾロソロと着いてきた。
「お前ら帰れよ」
「恭平の彼女を見るまで帰らねぇ」
駅で結実と待ち合わせしているのにメンドクセぇ。
そのうち一人が結実を見つけた。
「なんだ。今日の待ち合わせって結実ちゃんか」
そう。『彼女の』結実と待ち合わせですけど?
「結実ちゃん。恭平に彼女が出来たの知ってる?」
結実は少しビックリして俺の顔を見た。
なんて返事をしたらいいのか分からないんだろう。
「あ・・・の」
「学校でさ。惚気てんだよ。コイツ」
「ちょっ!いつ俺が惚気たよ?」
結実の前で余計なこと言うな!
「惚気たじゃん。可愛いって。今までのどの彼女より本気だって」
「おい!」
「そうなの?」
結実が顔を赤くして俺ににじり寄った。
「でも~結実ちゃんの方が可愛いよ♪」
何も知らない友達が結実のご機嫌を取ろうとしてそんなことを言う。
「あぁ。彼女は世界で1番可愛い」
結実の目を見てそう答えたら
結実はますます顔を赤くした。
「恭平はその彼女とクリスマスを一緒に過ごすんだって。
結実ちゃんは俺たちと一緒にどう?」
「ううん・・・私も世界一好きな彼氏と過ごすの」
皆から見えない角度で手を握ってやれば
はにかんで、そんなことを言った。
「げ~そっか~。恭平兄妹は2人でリア充かよっ!じゃぁな」
そう言って、みんな電車に乗って帰って行った。
「世界一可愛い結実。帰ろうか?」
「うん!」
*:・'゜☆。.:*:・