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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第8章 ワンルームー杏sideー
「…帝さんなんて…嫌い…」


私を辱めて悦ぶ彼に背を向ける。


「そう怒るな…」

狭いベットの上。互いにカラダを寄せていなければ落ちてしまう。


一人でイッてしまった恥ずかしさ。


私の痴態を見て悦ぶ彼の姿。


「一人だけイッといて…怒るのは筋違いだろ?」


彼は私の腰を抱いて強引に後ろから入り込んで来た。


私は快楽に流されて彼を受け入れる。『嫌い』は口からの出まかせ。


私は何よりも彼に抱かれてイキたかった。


彼のモノで射し貫かれ、奥まで突き上げて欲しかった。


枕に顔をつっ伏せて嬌声を堪えた。
彼の欲望で燃え滾る分身が私の中を浅く深く射し貫く。
腰を何度も私の尻肉にぶつけ、極上の快楽に私を誘った。
そして…今度は共にイッた。


「声我慢出来たじゃないか…いい子だ・・・」


帝さんはご褒美のキスを唇に落とす。その表情は優しく瞳には甘い煌めきを宿す。


シーツは二人の汗や体液で湿りを帯びていた。そんなシーツの上に横たわる。


私の髪を撫でる帝さんの手は優しかった。







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