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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第8章 ワンルームー杏sideー
「…優しいだけの男じゃなくて…悪いな。でも、これが俺だから…嫌なら…去れっ」
彼は最初から私に自身をさらけ出し、選択肢を与えてくれた。
自分の意思を押し付けるお父様と同じではない。
それでもいいと思い…彼の腕の中に飛び込んだのは私。
「嫌いって言ったのは違うから…」
「そんなの最初から…判ってる…」
「私…そばに居るから…」
「苛められても?」
「うん。だってスキだから…」
「お前…Ⅿだな」
帝さんは瞼にチュッと軽くキスをした。
初めて訪れた甘いひと時だったーーー・・・
彼は最初から私に自身をさらけ出し、選択肢を与えてくれた。
自分の意思を押し付けるお父様と同じではない。
それでもいいと思い…彼の腕の中に飛び込んだのは私。
「嫌いって言ったのは違うから…」
「そんなの最初から…判ってる…」
「私…そばに居るから…」
「苛められても?」
「うん。だってスキだから…」
「お前…Ⅿだな」
帝さんは瞼にチュッと軽くキスをした。
初めて訪れた甘いひと時だったーーー・・・