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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第12章 突然の別れ―杏side-
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「帝さん…顔色が悪いですよ」
私は帝さんの顔色の異変に気づいた。
「過去の忌まわしい想い出を思い出してしまったからな」
「忌まわしい想い出?」
「ああ…」
「お爺様とは折り合いが悪かったのですか?」
「まぁ―そう言うコトだ」
「少し私の部屋で休みますか?」
「!?」
私は帝さんを2階の奥の自室に案内した。
「杏らしい可愛らしい部屋だな」
帝さんは小花柄の壁紙をジッと見つめて呟いた。
「気分が悪ければ、こちらのソファに横になって下さい」
「帝さん…顔色が悪いですよ」
私は帝さんの顔色の異変に気づいた。
「過去の忌まわしい想い出を思い出してしまったからな」
「忌まわしい想い出?」
「ああ…」
「お爺様とは折り合いが悪かったのですか?」
「まぁ―そう言うコトだ」
「少し私の部屋で休みますか?」
「!?」
私は帝さんを2階の奥の自室に案内した。
「杏らしい可愛らしい部屋だな」
帝さんは小花柄の壁紙をジッと見つめて呟いた。
「気分が悪ければ、こちらのソファに横になって下さい」