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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第19章 社長の思惑
―帝side-
杏を辱めながらのHは俺を夢中にさせる。
杏を社長室に呼んで、帯刀部長と小柳さんの結婚を他の社員達よりも先に話をしたのは社長の思惑があってのコト。
『結婚はしない』と言い切る俺は困惑するばかり。
『6月の花嫁』か・・・
欧米では古くから6月に結婚した花嫁は生涯幸せな結婚生活が出来るらしい。
男の俺から見れば唯のジンクスだけど、女はそのジンクスを強く信じ込む。
6月に結婚したカップルでも離婚する時は離婚するのに。
「あ・・・」
俺は缶ビールを飲み干してハッと気づいた。
「どうしたの?帝さん」
「運転出来ない・・・」
「!?」
「お前を車で送ろうと思ってたのに。俺としたコトが・・・」
「今ならまだ電車有りますし、電車で帰ります」
「電車で帰らせるのは心配だ。俺がタクシーを呼ぶ」
「心配って…大丈夫ですよ」
「お前は副社長の大切な令嬢だ」
「その大切な令嬢を辱めてるのはどこの誰ですか?」
「俺だ。悪いか?杏お前だって俺に辱められた方が濡れるだろ?」
「それは・・・」
杏は真っ赤に頬を染めて俯いた。時折見せるその無垢な所は出会った当時と変わらない。
そんな所も含めて可愛いと感じてしまうのだ。
杏と言うオンナは俺に感じたコトのない感情を溢れさせる。
「だから…俺の言う通りタクシーで帰れっ」
「判りました」
杏を辱めながらのHは俺を夢中にさせる。
杏を社長室に呼んで、帯刀部長と小柳さんの結婚を他の社員達よりも先に話をしたのは社長の思惑があってのコト。
『結婚はしない』と言い切る俺は困惑するばかり。
『6月の花嫁』か・・・
欧米では古くから6月に結婚した花嫁は生涯幸せな結婚生活が出来るらしい。
男の俺から見れば唯のジンクスだけど、女はそのジンクスを強く信じ込む。
6月に結婚したカップルでも離婚する時は離婚するのに。
「あ・・・」
俺は缶ビールを飲み干してハッと気づいた。
「どうしたの?帝さん」
「運転出来ない・・・」
「!?」
「お前を車で送ろうと思ってたのに。俺としたコトが・・・」
「今ならまだ電車有りますし、電車で帰ります」
「電車で帰らせるのは心配だ。俺がタクシーを呼ぶ」
「心配って…大丈夫ですよ」
「お前は副社長の大切な令嬢だ」
「その大切な令嬢を辱めてるのはどこの誰ですか?」
「俺だ。悪いか?杏お前だって俺に辱められた方が濡れるだろ?」
「それは・・・」
杏は真っ赤に頬を染めて俯いた。時折見せるその無垢な所は出会った当時と変わらない。
そんな所も含めて可愛いと感じてしまうのだ。
杏と言うオンナは俺に感じたコトのない感情を溢れさせる。
「だから…俺の言う通りタクシーで帰れっ」
「判りました」