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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第19章 社長の思惑
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「帝、杏を呼んで来い」
俺がデスクにモーニングコーヒーを置いた途端、神宮寺社長が言い放った。
「いくら従兄弟だからってこう頻繁に呼び出すのはどうかと思いますが」
「ゴチャゴチャ口答えはするな。帝お前は呼んで来ればいいんだ」
社長は俺の言葉に全く耳を貸さず、命令するだけ。
俺は奥歯をグッと噛み締めてトレーを置きに給湯室に戻った。
―――――今度は何の用だ?全く
俺は軽くため息を吐いて杏を呼びに行く。
杏は眉間にシワを寄せて真剣な表情でデスクに座り、慣れないノートパソコンに格闘していた。
「帝、杏を呼んで来い」
俺がデスクにモーニングコーヒーを置いた途端、神宮寺社長が言い放った。
「いくら従兄弟だからってこう頻繁に呼び出すのはどうかと思いますが」
「ゴチャゴチャ口答えはするな。帝お前は呼んで来ればいいんだ」
社長は俺の言葉に全く耳を貸さず、命令するだけ。
俺は奥歯をグッと噛み締めてトレーを置きに給湯室に戻った。
―――――今度は何の用だ?全く
俺は軽くため息を吐いて杏を呼びに行く。
杏は眉間にシワを寄せて真剣な表情でデスクに座り、慣れないノートパソコンに格闘していた。