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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第19章 社長の思惑
「帝さんとわたし・・・大きくなったらけっこんするんだから・・・」
「愛ちゃんがオトナになる前に俺はおじさんになってしまうよ」
「帝さんがおじさんになってもわたし・・・けっこんする!」
愛ちゃんは向きになって返す。
「分かった・・・」
「だから、わたしがオトナになるまで…帝さんはけっこんしちゃダメよ」
「はいはい」
帝さんは愛ちゃんの頭を撫でながら二度返事した。
隣で訊く私は気が気でないーーー・・・
帝さんが誰とも結婚しないと言うコトは私とも結婚しないってコトだよ・・・
「帝さん、いこっ」
愛ちゃんは小さな手で帝さんの右手を握り、引っ張った。
「愛ちゃんはせっかちだね・・・」
「わたしはずっと帝さんと遊びたかったんだもん…この日をずっと楽しみにまっていたんだから・・・」
「そうか…嬉しいな・・・」
帝さんは完全に愛ちゃんのペース。
私には自分のペースで押し付けるのに酷過ぎる。
「愛ちゃんがオトナになる前に俺はおじさんになってしまうよ」
「帝さんがおじさんになってもわたし・・・けっこんする!」
愛ちゃんは向きになって返す。
「分かった・・・」
「だから、わたしがオトナになるまで…帝さんはけっこんしちゃダメよ」
「はいはい」
帝さんは愛ちゃんの頭を撫でながら二度返事した。
隣で訊く私は気が気でないーーー・・・
帝さんが誰とも結婚しないと言うコトは私とも結婚しないってコトだよ・・・
「帝さん、いこっ」
愛ちゃんは小さな手で帝さんの右手を握り、引っ張った。
「愛ちゃんはせっかちだね・・・」
「わたしはずっと帝さんと遊びたかったんだもん…この日をずっと楽しみにまっていたんだから・・・」
「そうか…嬉しいな・・・」
帝さんは完全に愛ちゃんのペース。
私には自分のペースで押し付けるのに酷過ぎる。