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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第20章 バスルーム・ラブ-杏sideー
愛ちゃんは頼さんに似て美人になりそうな雰囲気。
だから、余計気になってしまう。
芝生を囲むように生い茂る木々の隙間から差し込む木漏れ日は眩しい。
芝生にレジャーシートを敷いて4人でままごとを始める。
「ミルクの時間よ。永遠」
永遠君は赤ちゃん。
私は幼稚園の年中組の4歳の娘。
そして、愛ちゃんと帝さんが夫婦設定のままごと遊び。
「ほら、にんじん嫌いだからってのこしちゃダメ!杏」
私はさっきから愛ちゃんに怒られてばかりでつまんない。
「貴方もなんとか言って」
「え、あ・・・好き嫌いしちゃダメだぞ。杏」
帝さんまで私を怒った。
「分かりました。頑張って食べます!」
私は玩具のにんじんを食べる振りをした。
「よく食べたな。偉いぞ。杏」
帝さんが私の頭をなでなでしてくれた。
それには嬉しくて口許から笑みが浮かんだ。
「貴方」
愛ちゃんは帝さんの腕を掴んで、自分に引き寄せる。
「わたしにもなでなでして!帝さん」
「いいよ。愛ちゃんも偉いね」
帝さんは愛ちゃんの頭もなでなでする。
だから、余計気になってしまう。
芝生を囲むように生い茂る木々の隙間から差し込む木漏れ日は眩しい。
芝生にレジャーシートを敷いて4人でままごとを始める。
「ミルクの時間よ。永遠」
永遠君は赤ちゃん。
私は幼稚園の年中組の4歳の娘。
そして、愛ちゃんと帝さんが夫婦設定のままごと遊び。
「ほら、にんじん嫌いだからってのこしちゃダメ!杏」
私はさっきから愛ちゃんに怒られてばかりでつまんない。
「貴方もなんとか言って」
「え、あ・・・好き嫌いしちゃダメだぞ。杏」
帝さんまで私を怒った。
「分かりました。頑張って食べます!」
私は玩具のにんじんを食べる振りをした。
「よく食べたな。偉いぞ。杏」
帝さんが私の頭をなでなでしてくれた。
それには嬉しくて口許から笑みが浮かんだ。
「貴方」
愛ちゃんは帝さんの腕を掴んで、自分に引き寄せる。
「わたしにもなでなでして!帝さん」
「いいよ。愛ちゃんも偉いね」
帝さんは愛ちゃんの頭もなでなでする。