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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第20章 バスルーム・ラブ-杏sideー
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頼さんと深幸さん・・・ディナーの後はスイートルームでお泊まりの予定。

「疲れた・・・」
ソファに深く腰を下ろして、嘆息した。

私はゲストルームで愛ちゃんと永遠君の部屋に行ってしまった帝さんを待つ。

終始、私と帝さんの間には愛ちゃんが割り込んで来る。

「ただいま・・・」

「お帰り・・・」

帝さんが部屋に戻って来た。

「何だ?風呂はまだなのか?」

「風呂?あ・・・うん。愛ちゃん達は?」

「昼寝もしないで、ぶっ通しで遊んでいたんだ。二人共即行で寝ちゃったよ」

「そう…よかった」

さすがは子供。
夜まで邪魔されちゃ堪らない。

「何だか嬉しそうだな・・・」

「そりゃ・・・」



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