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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第22章 ブーケトス―杏side-
6月20日大安吉日。
今日は帯刀部長と小柳先輩の挙式披露宴。
挙式場所は都内。10メートルの高さがある吹き抜けの天井に驚く。
天窓は全てステンドグラスで七色の光がチャペル全体を優しく包んでいた。
パイプオルガンの綺麗な音色は響く中。
立体感のあるモチーフレースを使用したオフショルダータイプのマーメイドラインのウエディングドレスを着た小柳先輩が燕尾服の父親と共にゆっくりとした歩調で大理石のヴァージンロードを歩く。
結婚式に出席するのは初めて。
頼さんと深幸さんは一番前のベンチで二人の挙式を見守っていた。
私の隣の帝さんは立ち上がって、花嫁と花嫁の父のツーショットを一眼レフカメラに収める。
今日は帯刀部長と小柳先輩の挙式披露宴。
挙式場所は都内。10メートルの高さがある吹き抜けの天井に驚く。
天窓は全てステンドグラスで七色の光がチャペル全体を優しく包んでいた。
パイプオルガンの綺麗な音色は響く中。
立体感のあるモチーフレースを使用したオフショルダータイプのマーメイドラインのウエディングドレスを着た小柳先輩が燕尾服の父親と共にゆっくりとした歩調で大理石のヴァージンロードを歩く。
結婚式に出席するのは初めて。
頼さんと深幸さんは一番前のベンチで二人の挙式を見守っていた。
私の隣の帝さんは立ち上がって、花嫁と花嫁の父のツーショットを一眼レフカメラに収める。