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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第23章 予期せぬ出来事
駆け落ちなんて・・・
帝さんと結婚するんなら、皆に祝福されたいのが本音。
ランチは帝さんと社内食堂で食べる約束を交わした。
「ゴメンなさい…待ちました?」
「別に構わない」
社内で交際は内緒にしているけど、周囲にバレつつあった。
「小柳が居ないし、仕事忙しいだろ?」
「別に普通通りです」
「そうか」
帝さんは安堵した笑みを浮かべ、目の前の味噌汁を啜る。
私も彼の真似をして味噌汁に手を伸ばした。
今まで、何とも思っていなかった味噌汁の匂いに急に餌付いた。
「どうした?」
「気分が悪い」
私は食事中に失礼だと思いながらも食堂の外に出て、お手洗いに駆け込んだ。
帝さんと結婚するんなら、皆に祝福されたいのが本音。
ランチは帝さんと社内食堂で食べる約束を交わした。
「ゴメンなさい…待ちました?」
「別に構わない」
社内で交際は内緒にしているけど、周囲にバレつつあった。
「小柳が居ないし、仕事忙しいだろ?」
「別に普通通りです」
「そうか」
帝さんは安堵した笑みを浮かべ、目の前の味噌汁を啜る。
私も彼の真似をして味噌汁に手を伸ばした。
今まで、何とも思っていなかった味噌汁の匂いに急に餌付いた。
「どうした?」
「気分が悪い」
私は食事中に失礼だと思いながらも食堂の外に出て、お手洗いに駆け込んだ。