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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第23章 予期せぬ出来事
何だろう…今まで感じたコトのない体調の変化に首を傾げる。
最近、妙に熱っぽいし、カラダ怠い。
夏風邪かな。
私は不可解な思いを抱きながらお手洗いを出る。
「帝さん?」
「気分悪いのは治ったか?」
「まぁ」
帝さんの多忙な人。
余計な気遣いは掛けさせたくないから誤魔化した。
「ちゃんと生理は来てるのか?」
「何を藪から棒に・・・」
私は辺りを見回し、人の気配が無いのを確かめて安堵した。
「変なコトを言わないで下さい」
私達の仲は一部の人しか知らない秘密の仲。
「誰かが居たら困るでしょ?」
帝さんにしては無防備な言動だ。私の方が焦った。
「俺の質問にちゃんと答えろっ。杏」
彼は私の背中を壁に押し付けて強引に返答を迫る。
「今月はまだです。少し遅れているわ」
最近、妙に熱っぽいし、カラダ怠い。
夏風邪かな。
私は不可解な思いを抱きながらお手洗いを出る。
「帝さん?」
「気分悪いのは治ったか?」
「まぁ」
帝さんの多忙な人。
余計な気遣いは掛けさせたくないから誤魔化した。
「ちゃんと生理は来てるのか?」
「何を藪から棒に・・・」
私は辺りを見回し、人の気配が無いのを確かめて安堵した。
「変なコトを言わないで下さい」
私達の仲は一部の人しか知らない秘密の仲。
「誰かが居たら困るでしょ?」
帝さんにしては無防備な言動だ。私の方が焦った。
「俺の質問にちゃんと答えろっ。杏」
彼は私の背中を壁に押し付けて強引に返答を迫る。
「今月はまだです。少し遅れているわ」