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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第4章 ビスクドールー帝side-
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俺はボス弁が自身の野心をきっかけに顧問弁護士の座を引き摺り降ろされた名家の神宮寺家の顧問弁護士に就任。
神宮寺家の当主は俺と同じ年で、大手食品メーカーの社長を務める神宮寺頼(ジングウジヨリ)
彼の会社・『クリスタルコーポレーション』のコンプライアンス部の社外窓口の弁護士として社内に出入りもしていた。
頼とは仲がいいが、香芝副社長とは犬猿の仲だった。
「居るよ。俺よりも10歳年下だ。名前は杏。副社長の言いなりの人形のような娘だ」
「人形?」
「あぁ~人形だ」
神宮寺社長は相槌を打った。
俺はボス弁が自身の野心をきっかけに顧問弁護士の座を引き摺り降ろされた名家の神宮寺家の顧問弁護士に就任。
神宮寺家の当主は俺と同じ年で、大手食品メーカーの社長を務める神宮寺頼(ジングウジヨリ)
彼の会社・『クリスタルコーポレーション』のコンプライアンス部の社外窓口の弁護士として社内に出入りもしていた。
頼とは仲がいいが、香芝副社長とは犬猿の仲だった。
「居るよ。俺よりも10歳年下だ。名前は杏。副社長の言いなりの人形のような娘だ」
「人形?」
「あぁ~人形だ」
神宮寺社長は相槌を打った。