この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第6章 初めてのデート―杏side-
私は白いレースのブラウス、紺の膝下のバルーンスカートを穿いて、白のシンプルなサンダルを履いたいつもの清楚なコーディネイト。
友達には『杏は地味だ。もっと、冒険してみたら』とアドバイスされるけど。
清楚な格好を好むお父様の目もあるし、服装で冒険が出来なかった。
考えてみれば、私はお父様好みの女性に育てられたのかもしれない・・・
「待った?」
「いいえ、今来た所です」
本当は30分前から待っている・・・
彼にはまだ…話していないけど、今日は外泊もOKだった。
帝さんは細身のベージュの綿パンに白のプリントTシャツ、麻素材のジャケットを羽織ったラフな姿で現れた。
眼鏡も黒縁に変わっていた。
私は彼のプライベート姿に見惚れてしまった。
「口が開いてる」
「え、あ・・・」
帝さんに言われるまで、開いた口に気が付かなった。彼に指摘された気恥ずかしさから、私は開いた口を思わず塞いだ。
友達には『杏は地味だ。もっと、冒険してみたら』とアドバイスされるけど。
清楚な格好を好むお父様の目もあるし、服装で冒険が出来なかった。
考えてみれば、私はお父様好みの女性に育てられたのかもしれない・・・
「待った?」
「いいえ、今来た所です」
本当は30分前から待っている・・・
彼にはまだ…話していないけど、今日は外泊もOKだった。
帝さんは細身のベージュの綿パンに白のプリントTシャツ、麻素材のジャケットを羽織ったラフな姿で現れた。
眼鏡も黒縁に変わっていた。
私は彼のプライベート姿に見惚れてしまった。
「口が開いてる」
「え、あ・・・」
帝さんに言われるまで、開いた口に気が付かなった。彼に指摘された気恥ずかしさから、私は開いた口を思わず塞いだ。