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いつもの場所で
第2章 月灯りの下で

紗江も彼の舌に自分の舌を絡ませた。


クチュッ…クチュ…チュ…



「あっ…」

紗江は吐息を漏らした。



「エロい…」

耳元で囁かれた。



エロいのは完全に彼の方だった。


川沿いでどれだけキスをしただろうか…


どれくらい経ったかも分からないくらい、紗江は久しぶりの熱いキスに気持ちを奪われた。

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