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いつもの場所で
第3章 休暇 そしてはじまり

手をつなぎベッドルームへ行くと、矢作は素早く部屋の照明を落とした。


そして仰向けに寝転がった。


「暑っいなー」


「あついねーー。くっついちゃ嫌だよね?」


「ううん」


そういうと矢作は、右腕を頭の下に引き、左腕を伸ばした。


紗江はその腕枕で矢作に寄り添った。

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